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ゲームばっかりして・・・

ゲームばっかりして・・・

2020/06/03

「ゲームばかりして
 勉強しないんです。」

多くの母親が
子どもに対して
こんな不満を
持っています。

私は
15年間公立小学校の
教師をやってきたので
その気持ちも
分かります。

しかし、
もう少し掘り下げて
考えてみたいと思います。

「ゲームばかりして
 勉強しないんです。」
というお母さんに

「どんなゲームを
 していますか?」
「なぜそれに夢中に
 なっているのですか?」
と問うと
なかなか答えが
帰ってきません。

「ゲーム」で一括りに
なってしまっていて
子どもがどんなゲームに
興味を持ち
ゲームのどんなところを
楽しんでいるか。

ということが
見えていないのです。

子どもの興味関心を
理解できていなければ

子どもは
親の話を
聞こうとしません。

職場で上司が
こうしろ、ああしろ。
と命令ばかりをしていて

部下からの意見に
耳を傾けなかったとしたら

上司の命令を
素直に聞き入れる気に
なるでしょうか?

「ゲームはダメ
 勉強しろ。」

という価値観が
親子の関係性に
溝を作っています。

もしも
お母さんが
子どもに話を
聞いてほしい
と思ったら

まずは
子どもの話に
耳を傾けてあげるのが
近道なのです。

そして
ゲームの楽しさを
理解した上で

勉強の楽しさを
伝えてみては
どうでしょうか?

もしも
お母さんが
国語や算数の魅力を
とても楽しそうに
語って聞かせたら

子どもも
勉強に興味を持つのでは
ないでしょうか。

お母さんが
「勉強は辛いものだけど
 しょうがないから
 やるしかないのよ。」

という考えを
持っていたとしたら

ゲームばっかりして
勉強をしない子どもを
批判することは
できないのでは
ないでしょうか?

付け加えると
そもそもゲームと勉強の間の
境界線も薄れてきています。

プログラミング学習が
教育課程の中に
取り入れられてきた今

「ゲームか勉強か」
ではなくて

未来の社会を
作っていくために
ゲームに関する知識を
勉強することも
重要になってきています。

「ゲームばかりして
 勉強しないんです。」
と子どもを批判する前に

ちょっと
考えてみてほしいと
思います。

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