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支配欲が悩みを生む

支配欲が悩みを生む

2020/05/09

馬を水辺に
連れて行く
ことはできても
水を飲ませることは
できない。

これはイギリスの
ことわざだそうです。
原文はこのように書きます。

You can take a horse to the water,
but you can’t make him drink.

確かに
その通りなのですが
何とかして
水を飲ませようとする
人がたくさんいます。

そこで
どんな手を
使うのかというと

脅しによる強制
です。

「〜しないと
 大変なことになるよ。」
「〜するのが
 当たり前だ。」
「〜できない奴は
 一人前ではない。」
これはまだ
遠回しな方ですが

露骨なものになると
「〜しないとクビだ」
「〜しないと金を出さんぞ。」
「〜しないと殴るぞ。」
と権力や暴力による
脅しをかける場合も
出てきます。

そうやって
無理やり
馬に水を
飲ませようとします。

そうやって
強制的に
動かされてきた
人たちは

それを
次の世代へと
伝えていきます。

「俺たちも
 そうだったんだから
 お前たちもそうしろ。」
「俺たちの時は
 文句を言わずに
 やったものだ。」
「最近の若いものは・・・。」

人を強制的に
動かして
支配していく
負の連鎖が
続いていきます。

そして人は
権力を求める
ようになるのです。

権力があれば
人を強制的に
動かすことができる
と信じている
からです。

でも
本当は
水を飲ますことは
できないのです。

みんな
飲んでいるフリを
しているだけなのです。

いやいや
口にふくんでも
人が見ていないところで
吐き出しているのです。

やはり
ことわざは
人類の知恵の結晶です。

そういった社会で
生きている人たちの
悩みのほとんどは

人が
自分の思うように
動いてくれないことへの
悩みです。

「どうしてあの人は
 こうしてくれないんだろう。」

人を
コントロールできると
勘違いしているから
こんな悩みが
起きてしまうのです。

馬を水辺に
連れて行く
ことはできても
水を飲ませることは
できない。

この言葉を
もう一度
かみしめましょう。

馬が水を飲むのは
馬が飲みたいと
思ったときなのです。

強制ではなく
自分の意思で
人は動くのです。

そして
そのときに
人は素晴らしい力を
発揮します。

相手を
コントロールしたい
と思うよりも

相手の
幸せを願うことが

自分自身を
人間関係の悩みから
救うことになるのです。

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