変化=悪化?
2020/04/11
お釈迦様は
「常なるものは何も無い」と
無常の世界を解きました。
平家物語の冒頭にも
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
とあります。
全てのものは
常に変化し続けます。
どんなに立派な
建物も常に
風化し続けますし
どんなに
素晴らしい学説も
いつか新しい学説に
取って代わられます。
また、
どんなに
良好な人間関係も
いつか終わりを迎えます。
常識と呼ばれるものも
時代によって
変わってきています。
人は
変化が起きると
そこに良し悪しの
価値判断を
加えてしまいます。
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そして
その価値判断は
ネガティブな方向へ
偏ります。
そこには
生命が
現状維持を
求めるという
DNAが組み込まれて
いるのからです。
ホメオスタシス
(恒常性維持機能)
が生命を維持するために
必要不可欠だと
無意識レベルに
刷り込まれている
私たちは
現状=良い
変化=悪化
と捉えやすい
傾向にあります。
今起きている変化は
本当に
悪化なのだろうか?
そう考えてみると
何となく思っていた
不安が軽減されます。
そもそも
変化するのが
当たり前なのだ。
と思えば
その変化を
楽しめるように
なるのです。
変化に不安を
感じるのではなく
変化を楽しむ
変化のスピードが
速くなったと言われる
現代において
とても重要な
考え方なのでは
ないでしょうか。
新型コロナウィルス
によって
生活の仕方も
仕事の仕方も
変化しています。
変化=悪化
という
考え方から
抜け出すことで
不安やストレスから
解放され
では
どうすればいい?
という
前向きな思考に
向かえるのでは
ないでしょうか?