脳は自分の信念に
合致する情報を
選んで認知します。

「世の中は甘くないぞ」
という信念を
持っている人は
生きることが
いかに大変かという
情報ばかりを選んで
認知します。

「世の中楽しいことばかり」
という信念を
持っている人は
生きることが
いかに楽しいかという
情報ばかりを
選んで認知します。

自分の信念に
合致しない情報は
無視されるのです。

逆に言えば
自分の信念を
疑うことが
大切だということです。

自分の信念により
見えていない情報が
あるのではないか。

心理的盲点
（スコトマ）が
あるのではないか。
と疑うのです。

もしも
「自分はダメな人間だ」
という信念を
持ってしまっている人が
いたとしたら

その人は
自分の良さが
見えなくなって
しまっています。

もしも
「未来は絶望しかない」
という信念を
持ってしまっている人が
いたとしたら

その人は
未来への希望が
見えなくなって
しまっています。

自分の脳が
自分の信念によって
認知する情報を
選んでいると
知ったならば

その外側の情報が
あることを
想像できるのです。

別の可能性を
考えることが
できるように
なるのです。

新型コロナウィルスが
大変だ！
日本はおしまいだ。

という人も

新型コロナウィルスなんて
恐るるに足らない。
大したことはない。

という人も

自分の脳が
信念をもとに
情報を選んで
認知していることを
知るべきだと思います。

もしも
新型コロナが思うほど
深刻なウィルスで
ないとしたら・・・・

もしも
新型コロナが思った以上に
深刻なウィルスで
あるとしたら・・・

こう考えてみるのです。

お互いを
批判し合うのではなく
お互いが
見ているものが
違うかもしれない。
という想像力が

この社会を
より良い方向へと
進めていくのだと
思っています。