誰の言葉を受け入れるか?|釈迦 言葉 コーチング
2025/02/04
仏教の説話に
こんなものがあるそうです。
お釈迦様が
ある男に怒鳴られても
全くそのことを気にせず
平然としていたそうです。
周りの人が
どうしたらお釈迦様のように
気にせず落ち着いていられるのか?
と聞いたところ
こんな答えが
帰ってきたそうです。
「誰かが
あなたに贈り物をし、
あなたがそれを
受け取らなかった場合、
その贈り物は誰のものですか?」
その答えはもちろん
贈り主のもの
です。
つまり
誰かが私を罵倒したとしても
それを私が受け取らなければ
その言葉は
罵倒した本人のものなのだ。
ということです。
問題があるのは
罵倒された私ではなく
罵倒した側にあるのです。
苦しんでいるのは
私ではなく
相手の方なのだ
と思えれば
相手に何を言われても
心を痛める必要がありません。
むしろ
相手に対して
哀れみの心すら抱くでしょう。
もちろん
相手の言葉を受け入れる
ことも大切です。
しかし
誰の言葉を受け入れるか
どんな言葉を受け入れるかは
自分で選んでいい
ということです。
不当に浴びせられる言葉を
受け入れる必要はないのです。
※関連記事はこちら