恐怖と向き合う|恐怖 克服 コーチング
2025/02/03
恐怖は
人間にとって極めて重要な
感情です。
恐怖という感情があるから
人は生命を守ることができます。
恐怖がなければ
猛獣に襲われたり
高いところから落下したり
火傷をしたりと
命を危険に
晒すことになります。
この恐怖という感情は
人間の成長や
目標の達成を阻んでしまう
厄介なものでもあるのです。
ですから
恐怖という感情には
丁寧に付き合っていくことが
必要になります。
人は恐怖を過大に評価します。
例えば
学校でいじめられている人は
当然、そのいじめた友達が
恐怖の対象になります。
そればかりではく
その友達がいた場所や
関連する人物
教室やその他の友達、教師も
恐怖の対象になってきます。
そして
人間不信になったり
たとえ転校したとしても
学校という場所自体に
近寄れなくなったりしてしまうのです。
本来はいじめた友達が
恐怖の対象なのですが
その人物に関連したものを
全てまとめて恐怖の対象に
してしまうのです。
まとめて恐怖ボックスに
入れてしまっているようなものです。
それが本当に
怖がるべきものなのか?
恐怖ボックスに
入っているものを
精査する必要があります。
ボックスに入っているものを
一度机の上に全部並べてみて
一つ一つ手にとってみて
本当に怖いのか?
を考えてみるのです。
そうやって考えてみると
実は
教室も
その他の友達も
教師も
学校も
恐怖の対象ではないことに
気づくはずです。
そして
元々の恐怖の対象であった
いじめた友達ですら
よく考えてみたら
怖がることはない。
ということに気づくでしょう。
恐怖としっかり向き合うことで
怖がるべきではないものを
怖がっていたことに
気づけるのです。
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