慣れ親しんだ自分|イメージ コンフォートゾーン コーチング
2025/01/10
「私は〜が苦手なんです。」
というのは
よく聞くフレーズです。
「苦手」というくらいですから
不本意な状態なのですが
実はそれが
その人にとっての
慣れ親しんだ自分なのです。
例えば
「私は人前で話すのが苦手なんです。」
というとき
今までに
緊張して上手く話せなかった。
という過去の自分を
肯定しています。
それが自分であり
自分らしい姿なのだ。と
心のどこかで認めているのです。
逆に
人前で流暢に話す自分は
自分らしくないと
思ってしまっています。
慣れ親しんだ自分から
脱するためには
ゴール設定が必要です。
この場合で言えば
「人前で流暢に話す。」
というゴールを設定するのです。
慣れ親しんだ状態
つまり
苦手な自分を肯定するのではなく
望ましい状態
つまり
得意な自分を作り出していくのです。
そして
人前で流暢に話す自分は
どんなふうに振る舞うかを
イメージします。
さらに
そのイメージと現実とを
合致させていくのです。
例えば
背筋を伸ばす
笑顔で話す
相手の目を見る
身振り手振りを使う
など
流暢に話す自分が
するであろう行動を
実際にやってみるのです。
当然
「私は人前で話すのが苦手なんです。」
などという発言は
新たな自己イメージには
ふさわしくないのです。
私たちは
無意識に慣れ親しんだ自分を
肯定してしまっています。
それが
本意だろうと
不本意だろうと
お構いなしです。
ゴール設定をして
望む自分の姿を
イメージしなければ
慣れ親しんだ自分から
抜け出すことができないのです。
※関連記事はこちら