過去を通して見ている現在|ブリーフシステム RAS コーチング
2024/12/22
人は現実を
あるがままに見ることが
極めて難しい生き物です。
例えば
小さい頃から
「お金儲けは悪いことだ」
という価値観を
植え付けられた人は
お金をたくさん
稼いでいる人に
嫌悪感を感じるのです。
「この人は何か
悪いことをしているに違いない」
というフィルターを通して
その人を見るので
その人の悪いところを
探すようになるのです。
人には
長所も短所もあるのが
当たり前なのですが
お金持ちは悪い人だ
というフィルターを通して
世の中を見ている人には
お金持ちの人の
短所にばかり注目して
「やっぱり悪い人だ」
という評価をしてしまうのです。
人は
過去というフィルターを通して
現在を見ているのです。
そのフィルターが
その人自身が幸せになることに
つながればラッキーなのですが
その人の幸せを
阻害する方向に働くことも
あるのです。
前述の例でいえば
「お金持ちは悪い人だ」
というフィルターを
持っている人は
自身がお金持ちになるのを
無意識に避けようと
してしまうのです。
もちろんそれが
自身の望むことならば
問題ないのですが
お金持ちになりたい
という望みをもっている人には
過去が未来を制限して
しまっていると言えるでしょう。
同様に
目立ってはいけない
人と同じでないといけない
従順でないといけない
などという
価値観を過去に
植え付けられた人も
その価値観が
未来を制限してしまっていると
言えるでしょう。
まずはそれを
自覚することです。
自分には何らかの
フィルターがかかっていて
ありのままに見ることが
できていないかもしれない。
という自覚です。
望む未来を手に入れるために
とても重要なステップです。
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