中学生からの質問|夢授業 教育 コーチング
2024/11/15
先日
下関市の彦島中学校で開催された
夢授業に参加しました。
夢授業とは
キャリア教育研究会が
提供するプログラムで
学校に地域の職業人が集まり
子どもたちに
様々な職業人の生の声を伝え
自分のキャリアについて
考えるきっかけとしてもらうものです。
https://yumejyugyo.jp/
私は3回目の参加でしたが
各学校で子どもたちの様子が
全く違うのが面白いなと思いました。
彦島中学校の子どもたちは
とても元気で
人懐っこくて
いかにも子どもらしい
と言った感じの
とっても可愛い子供たちでした。
先生の話によると
元気すぎて大変だという
部分もあるとのことでしたが
少なくとも
夢授業での様子を見ると
本当に素直でまっすぐな
いい子たちだなと思いました。
メンタルコーチという言葉は
聞いたことはあるけど
よく知らないという
子どもばかりでした。
この夢授業で好きなのは
子どもたちからの質問を受ける場面です。
私の話を聞いて
どんなことを考えたのか
子どもたちの
フィードバックが得られるので
とても楽しみなのです。
昨日出てきた質問で
印象的だったのは
「コーチングをしていて
この人は難しいなと思ったことは
ありませんでしたか?」
「気持ちを切り替えるには
どうすればいいですか?」
というものでした。
1つ目の質問には
「難しいなということはないですが
自分のゴールを見つけるのが
早い人もいれば時間がかかる人もいます。
また、自分の思い込みにすぐ気づける人もいれば
時間をかけて気づきを得る人もいます。
いずれにしろ、時間の問題なので
困ったなということは全くないですよ。」
と答えました。
2つ目の質問には
「何か失敗してしまったりした時
気持ちを切り替えるのが難しいってことだよね?
時間は未来から過去に流れるんだよ。
過去に起こした失敗は時間が経って
さらに遠い過去に流れていく。
大切なのは遠く離れていく過去を見るのではなく
これからやってくる未来をどうしたいのかと
考えることです。
過去ではなく未来を見ることで切り替えられますよ。」
と答えました。
他にも様々な質問があったのですが
子どもたちはメモをとりながら
本当に真剣な眼差しで私の話を聞いてくれました。
子どもたちの様子を見ていた
学年主任の先生も校長先生も
子どもたちの真剣さに驚いていました。
「こんなに一生懸命メモを取る姿を
今までに見たことがない。」
と言われるほどでした。
職業人の生の声が
子どもたちの心を動かし
自分の将来を真剣に考えるきっかけを
与えられたのかなと思います。
※関連記事はこちら