目標を下げる意味|目標設定 モチベーション コーチング
2024/11/12
目標を下げた方が
いいのではないかと
相談されることがあります。
私の答えは
いつも「NO」です。
そもそも
なぜ目標を下げたくなるのか
それは
目標達成が
できなかった時のことを
恐れてしまっているからです。
恐れるに足らないことを
恐れてしまっていると
言ってもいいでしょう。
例えば
100という目標設定をしていて
95という結果となり
目標に到達できなかったとします。
目標に達成できなかったとはいえ
95という結果が残せたのは事実です。
もしもそれを
90という目標に下げていたとしたら
どうなるでしょうか。
モチベーションが上がる?
いえ、全くその逆のことが
起きるのです。
目標を下げた時に何を感じるのか?
それは
安堵かもしれません。
緊張の糸がちょっと緩むという
感じかもしれません。
そんなちょっとした
心地の良さと引き換えに
目標達成へのエネルギーが
失われるのです。
90という目標に下方修正したとき
結果は87や88程度で
終わってしまうことが多いのです。
よくできたとしても
90を超えてくることは
ほぼないでしょう。
100を目指して
95という結果を得られるのと
90を目指して
90という結果が得られるのとでは
どちらが望ましいのでしょうか?
目標を下げることを
私が否定する理由の一つは
ここにあります。
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