人間の感覚の奥深さ|AI 楽しみ方 コーチング
2024/10/27
オーディブルという
オーディオブックのサービスが
あります。
本を朗読してくれて
移動時間などにも
聞くことができるので
とても便利です。
冒頭に
朗読している人の
名前が紹介されます。
しかし、たまに
「AIの音声です」
という紹介があります。
聞いてみると
別にAIだからと言って
発音がおかしいわけでもなく
普通に聞くことができるのですが
なぜかわからないですが
「聞きづらいなあ」
と思ってしまいます。
おそらく
AIの音声の方が
完璧に計算された声を
作れているので
発音の乱れはないはずです。
むしろ
人間が朗読する方が
読み方の癖などがあって
聞きづらいのではないかな
とも思うのですが
実際に聞いてみると
はるかに人間が朗読したものの方が
聞きやすいなと感じます。
発音の音程やリズム
といったものでは
言い表せないような何かを
人は感じ取ることができるのでしょう。
ピアノ曲を
楽譜通りに弾いたとしても
一流のピアニストが弾くのと
そうでない人が弾くのとでは
全く印象が違うのと
似ているなと思います。
楽譜通りなのに
何かが違うということを
感じ取る能力が
人間にはあるのです。
私たちの生活に
どんどんAIが入ってくる
ことによって
逆に人間の素晴らしさが
より際立ってくるのでは
ないでしょうか。
それだけ人間には
素晴らしい感覚があり
まだまだ
計算では辿り着けない
領域があるのです。
AI時代の
一つの楽しみ方
ではないかと思います。
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