責任転嫁の魅力｜安全地帯　舵取り　コーチング

自分が置かれた状況が
自分の望むものでなかった時

人はつい
自分以外のもののせいに
してしまいがちです。

責任転嫁はある意味
救いだとも言えます。

責任転嫁することで
自分が変わらなくていい
という許しを得る
ことができます。

「あいつのせいだ！」
と言えばその裏に
「自分のせいではない」
という救いがあるのです。

自分が批判にさらされることなく
安全地帯に逃げ込めるのです。

今まで通りの自分を
続ければいいと
自分に言い聞かせています。

会社や上司や世間に
不満を持っている
サラリーマンたちは

そういう救いを求めて
飲み屋に集まってきて

「あいつが悪いんだ！」
と言いながら
「自分たちは悪くないよね？」
と確認し合っています。

責任転嫁には
そういったある種の
魅力があるのです。

しかし
「自分のせいではない」
と思っている人は
「自分にはその状況を
　変える力がない」
と宣言しているのと同じです。

「あいつのせいだ！」
と言っている人は
「あいつがなんとかしてくれたらいいのに」
と自分の人生の舵取りを
「あいつ」に頼んでいることに
気づけていません。

自分人生の最終的な責任を取るのは
自分しかいません。

会社の上司でも社長でも
両親でも国会議員でも
ありません。

責任転嫁は
人生をよくする方向とは
逆方向に進む道なのです。

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