自己イメージを高める努力｜心理学実験　成績　コーチング

自己イメージが
成績に影響する一例を
紹介しましょう。

2つのテストをします。

「知性の高さを測るテスト」
と
「科学の研究に資するテスト」
です。

中身は全く同じテストですが
被験者にはそのように
伝えられます。

そうすると
自己イメージが低い人と
自己イメージが高い人の
2つの集団で
テストの名目が
その成績に左右されるのです。

「科学の研究に資するテスト」
と言われた人たちは
自己イメージが
低かろうが高かろうが
さほどその成績は
変わりませんでしたが

「知性の高さを測るテスト」
と言われた人たちは
自己イメージが低い人
つまり
自分は知性が低い
と思っている人は
著しく成績が悪く
自己イメージが高い人との
有意な差があったというのです。

この実験結果からわかるのは
本当はもっと力があるはずなのに
自己イメージの高い低いによって
成績が下がってしまう
ということです。

別の例に置き換えてみましょう。

人前で話すことが苦手だ
という自己イメージを
持っている人は
人前で緊張し
うまく話せませんが

人前で話すことは得意だ
と思っている人は
多くの人の前でも
流暢に話すことができるでしょう。

それは
話す能力の違い以上に
自己イメージが影響している
と言えるのです。

できないと思っているから
できない。
できると思っているから
できる。

これは
きちんとした
科学的な実験で
証明されているのです。

自己イメージを高める努力が
どれだけ大切か
わかっていただけると
思います。

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