臨場感を高める｜ゴール達成 リアリティ コーチング
2024/05/23
物を両手で渡されたら
人は無意識に
両手で受け取ります。
それは
臨場感が伝わるからです。
臨場感を辞書で引くと
「実際にその場にいるような感じ」
という意味ですが
私はそこから一歩進んで
「情報発信者の情報場が
他の人に共有されること」
というような意味を持たせて
使っています。
上手な語り手の話を聞くと
実際にその場にいるような感じが
してきます。
それは
情報発信者（語り手）が
持っている情報場が
聞き手に共有されているからです。
情報発信者の
言葉や動作などから
発信者と同じような心理状態が
喚起されるのです。
物を両手で渡されたら
両手で受け取ってしまうのは
その物が
とても大切なものだ。
という
発信者の情報が
伝わるからです。
こういうことを指して
私は
「臨場感が伝わる」
という表現をします。
医師は
白衣を着て仕事をします。
もちろん
清潔さを保つための白衣
なのですが
白衣にはそれ以上の
情報が含まれています。
それは白衣を着る人は
病気や怪我に関する
知識と技術を持った人間だ
という情報です。
それが伝わるから
医師から指示されたことを
患者が素直に従うのです。
白衣は
医師であるという
臨場感を高める道具です。
逆に
白衣を着ていれば
知識や技術を持っていなくても
そうであるかのように
信じさせることができます。
ネクタイをしていれば
礼儀正しい人に見えたり
メガネをしている人が
賢く見えたりするのも
同じような理由からです。
私たちは
リアリティを考えるとき
このような臨場感に
大きく影響を受けます。
臨場感が高ければ
本物らしく感じるし
臨場感が低ければ
偽物だと判断するのです。
ゴール達成にも
同じことが言えます。
様々な手法を使って
自分はゴール達成できる
人間である
という臨場感を高めるのです。
ゴール達成が
より本物らしく感じれば
それが現実として
目の前の現れるのです。
ゴール達成の鍵は
臨場感を高めることだと
言っても過言ではありません。
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