人を測る物差し|価値 生命 コーチング
2024/05/08
この世の中には
すごい人と
すごくない人がいる。
いい人と
ダメな人がいる。
そういう切り分けが
できるのでしょうか?
すごいかすごくないか
いいか悪いかは
何かの物差しを当てた時に
その違いが測定できる
というだけのこと。
例えば
身長、体重などの
物差しを当てれば
身長が高い低い
体重が重い軽い
などの違いが出てきます。
例えば
テストの点数という
物差しを当てれば
そのテストの点が
よいか悪いかという違いが
出てきます。
学歴の物差し
収入の物差し
美しさの物差し
優しさの物差し
などなど
様々な物差しが考えられますが
その人の
存在の素晴らしさ
命の大切さを
判断するような物差しが
果たして作れるのでしょうか。
私は極めて難しいと思いますし
それができたと思っている人が
いたとしたら
それは傲慢なのではないかと思います。
物差しで測ることが
悪いとは言いませんが
あくまで便宜的に
当てるものに過ぎません。
その人の
一側面を測るものであり
その人の価値を
測るものではないということを
肝に銘じる必要があると思います。
「あの人はすごい」
「あの人はダメだ」
という時に
(〜という面に関しては)
というカッコ書きを
つけることが大切だと思います。
自分自身についても同様です。
安易に当てられた物差しで
人や自分を
よいとかダメだとか
判断することの危うさを
常に自覚する必要があります。
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