相手を知ること|関心 愛 コーチング
2024/05/07
新学期に子どもたちと
出会う前にやっていたことは
子どもの名前を全て覚えて
出席番号順に漢字で書けるように
しておくことです。
担任するクラスが決まった時から
出席番号順に名前を読み上げ
それを録音して
運転中などに何度も繰り返し
聞いて覚えます。
ノートに何度も名前を書き
誰もいない教室で黒板に
書く練習もします。
絶対に失敗できないので
完璧に覚えたと思ってから
さらに練習します。
そして、始業式の日
教室に帰ってから
自己紹介をした後
40人の子どもたちの名前を
何も見ないで黒板に書いていきます。
子どもたちは
固唾を飲んでその様子を見ています。
一人一人と目を合わせながら
その子の名前を呼ぶのです。
子どもたちは驚きます。
「この先生はすごい。」
と思います。
そして
距離が一気に縮まるのです。
名前を覚える。
ただそれだけのことですが
自分が一番大切にしている
自分の名前を覚えてくれた
ことが嬉しいのです。
名前に限らず
その人のことを知ること
知ろうとすることは
人と人との距離を縮め
信頼関係を結んでいきます。
「あなたが好きなものは何?」
「どんなことを大切にしているの?」
「最近あった良かったことは?」
「どうしてそれをやっているの?」
大切な人のことを
知るための質問をしてみましょう。
そしてそれを
覚えてあげましょう。
知ることは愛
愛の反対は無関心です。
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