脳は手抜きをする|認知 可能性 コーチング
2024/05/01
認知を司り
心を作ると言われている
脳という器官ですが
ものすごいポテンシャルを
持っていながら
実は非常に手抜きをするのが
うまい器官でもあります。
もしも脳が
本気でフル回転したとしたら
一瞬で餓死してしまうほどの
エネルギーを消費します。
そうならないように
脳は重要でない情報を
あえて処理しないように
手抜きをしているのです。
例えば
パーティー会場で
大人数がそれぞれに
話をしている時
自分が話している相手の
声を聞き取ることができます。
すぐ後ろで
全く知らない人が
大声で話していても
その声をシャットアウトして
自分に話しかけている人の
声だけを聞くことができるのです。
そんな状況で
相手との会話を
録音していたとしても
おそらく
他の人の声が邪魔になって
その会話を聞き取ることが
できないでしょう。
機械には
大事な会話だけを選んで
そうでない会話を
キャンセルする機能が
備わっていないからです。
しかし
人間の脳ならできます。
そうやって
脳は重要でない情報を
シャットアウトすることで
上手に手抜きをしているのです。
自分にとって
何が重要で何が重要でないかは
自分の過去の経験から
決まってきます。
過去に重要だと
判断したもので
今日の世界が作られています。
ですから私たちは
過去の延長線上の
限定された世界に生きているのです。
自分を成長させるには
限定された世界の
外側を見ることが大切です。
手抜きをしている脳に
喝を入れて
シャットアウトされた情報の中に
重要な情報があると
教えるのです。
それが現状の外側の
ゴール設定をする意味です。
手抜きをする脳に
もう少し働いてもらうために
今の自分には
到底叶えられないような
高いゴールを設定するのです。
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