自分の責任|論語 君子 コーチング
2024/04/05
論語の一節に
次のような文があります。
「君子は諸(これ)を己に求む
小人は諸(これ)を人に求む」
立派な人物は
周りに起きた諸々の過誤や失敗に対して
謙虚に反省し、自ら責任を取る。
しかし、
未熟で卑怯なる者は、
自らの過誤や失敗をも
他人のせいにして反省しない。
という意味です。
孔子が説いた君子のあり方は
コーチングで
クライアントに求める
望ましい心のあり方と同じです。
自分の人生に起きることが
どれだけ自分の責任だと
思えるかによって
どれだけ
自分を高め成長できるかが
決まってくるのです。
起きたことに対する
責任を放棄し
他人のせいにする人は
自らを高めることができず
人から信頼されることも
ましてや
尊敬されることもありません。
「あいつのせいで
こうなったんだ。」
と
人のことばかり
責めていませんか。
それは
自分の力で自分の人生を
切り開く力がないと
宣言しているのと同じです。
自分の能力を過小評価し
自己イメージを下げていることに
気づくべきなのです。
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