情けは人の為ならず|利他 抽象度 コーチング
2024/03/09
判断に迷ったときは
自分がどうしたいか
だけではなく
それが自分以外の
周りの人にとっても
良い判断であるかどうかを
基準に考えることです。
人が幸せになれるかどうかは
その人が所属する
コミュニティに
幸せな人が多いかどうかに
かかっています。
自分勝手に振る舞って
機嫌がよかったとしても
同じ部屋に住む人が
不機嫌であれば
その人がずっと上機嫌で
暮らせるはずはありません。
自分がニコニコしている
だけではなくて
同じ部屋に住む人が
ニコニコして暮らせるように
行動する方が
結果自分にとってよいのです。
同じ部屋に住む人
だけではありません。
隣近所の人も
ニコニコしていれば
さらによいでしょう。
さらに
その地域の人
その地方の人
その国の人
というように
広げていけば同じことです。
自分が幸せに生きるために
世のため人のために
なることをすればよい。
これが
人類が今までに獲得した叡智です。
「情けは人のためならず」
ということわざも
その知恵を表しています。
人に親切にすることは
回り回って
自分のためになるということです。
二宮尊徳が示した
たらいの例話も
同じことを表しています。
たらいの水を
こちらにかき寄せると
逃げていく
向こうに押しやると
戻ってくる。
今だけ自分だけ
という狭い範囲の
判断をすることは
かえって自分の首を
締めることがになります。
広い視野で
物事を考える習慣を
身につけることが
自分を幸せにするのです。
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