北風と太陽|want to have to コーチング
2024/02/23
イソップ童話にある
「北風と太陽」
とても有名な話であり
私たちの生き方に
活かせる示唆に富んだお話です。
北風と太陽が
力比べをしようと
旅人のマントを脱がせる
勝負をしました。
北風は力一杯吹いて
旅人のマントを
吹き飛ばそうとしましたが
旅人は飛ばされないように
マントをしっかりと押さえます。
太陽は暖かい日差しを送ります。
暑くなった旅人は
マントは必要ないと
自分からマントを脱ぎました。
力ずくでその人の意に反し
無理やり言うことを
聞かせようとしても
うまく行かないが
その人が
自分からそれをしたくなるように
仕向けてあげれば
うまくいくのだということです。
コーチングの考え方も
まさにその通りです。
人は
have to(しなければならない)では
パフォーマンスを発揮できません。
しかし
want to(したい)ということには
素晴らしいパフォーマンスを
発揮できるのです。
こうしろああしろと
あれこれ
外側から指示をするのではなく
その人の内なる力を
引き出す手法が
コーチングであり
それが
優れた成果を発揮するための
一番よい方法なのです。
もしも、北風のような
手法をとっている人が
いるとしたら
イソップ童話に
学ぶべきなのです。
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