自尊心の高い人は　その２｜素直　謝罪　コーチング

以前、自尊心の高い人は
人を悪く言わないと書きました。

もう一つお伝えしたいのは
自尊心の高い人は
自分の非を認めることができる。
ということです。

自尊心の低い人は
これがなかなかできません。

非を認めたら
自分が自分でなくなってしまう。
そんな感覚になってしまうからです。

一生懸命自分を守るために
自己弁護に走るのです。

自分の言動を正当化するために
詭弁を弄する。

自分は悪くない
悪いのは相手の方だと
主張します。

心の底では
「ちょっと失敗したかな？」
と思っていても
それを素直に認めることが
できません。

自分の言動を反省し
改めることは
恥ずべきことではありません。
むしろ勇気のいることです。

恥ずかしいことだと思い
なかったことにしようと
誤魔化すことのほうが
恥ずかしいことだと私は思います。

先日、ある中学校の
立志の言葉を読む機会が
ありました。

将来こんな職に就きたい
という子どもたちの思いが
綴られていましたが
その中に目を引くものがありました。

「自分は将来、当たり前だけれど
　『ありがとう』や『ごめんなさい』
　がしっかりと言える人になりたいです。」
という言葉です。

この当たり前のことが
なかなかできない人もいます。

この子の言葉は
こう続いていました。

「自分のした事を素直に認めずに
　『ごめんなさい』が言えないような
　恥ずかしい大人になりたくありません。」

実際に「恥ずかしい大人」を
見てきたのだろうと思うのです。

恥ずかしい大人か
そうでないか。

そのポイントは自尊心なのです。

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