強制がパフォーマンスを下げる|クリエイティブアボイダンス have to コーチング
2024/02/10
〜しなければならない
と思うことは
自分のパフォーマンスを
下げるのに
最適な思考だと言えます。
強制されると
人は無意識に
それを押し返そうとします。
例えば
小学生の子どもに
「遊んでないで宿題をしなさい」
と言ったとしましょう。
その子は
「うん、ちょうど
そう思っていたところなんだよ。」
と言って
喜んで宿題を始めるでしょうか。
「宿題をしなさい!」
と叱ることが
「宿題をしなければならない」
という強制になります。
その途端に
どうにかしてそれを避けようとする
理由を作り出していきます。
「ちょっと待って今いいところだから。」
「今日は宿題が少ないから後からで大丈夫。」
「うるさいなあ。
そんなに大きな声で言わないでよ。」
「宿題のノートが見つからない。」
などなど
すぐに宿題をしないための
理由を実にクリエイティブに
考え出すのです。
こんな笑い話のような
話もあります。
もしもゲームをやめさせたいなら
「ゲームをやりなさい」と強制し
ゲームをやる時間割を決め
ゲームのスコアを管理し
定期的にテストをして
その成績が基準を満たさなければ
追試をすればいい。
そいうすれば
子どもはゲームを嫌いになるだろう。
というものです。
どうでしょうか。
教師や親が働きかけることが
そのまま
子どもを勉強嫌いにさせる
原因となっていることが
理解できるのではないでしょう。
つまり「強制」することが
やる気を失わせているのです。
このようなマインドの仕組みは
とっくの昔に
わかっていることなのですが
今だにその知識を
使いこなせていない人が
多いのです。
まずは自分の中の
「〜しなければならない」
と思い込んでいるものを
チェックしてみましょう。
それがあなたの
パフォーマンスを低下させている
原因なのです。
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