部下との面談で聞いてはいけないこと｜フォーカス 未来 コーチング
2023/12/06
上司が部下と面談する場面で
ついつい聞いてしまう
質問があります。
しかしそれをやってしまうと
お互いのためになりません。
その質問とは
「何か困ったことはありませんか？」
というものです。
ネガティブな情報も
引き出したいという意図は
わかるのですが
マインドの仕組みを
無視している質問なのです。
「困ったことはないか？」
と聞かれたら
困ったことを探します。
さほど困っていないことでも
聞かれたからなんとか
答えようとして
見つけてくるのです。
それについて
「なるほどね。それで？」
と深掘りされると
どんどんそのネガティブな現象に
フォーカスしてしまいます。
初めは大したことのない
問題だと思っていても
聞かれるうちに
どんどん深刻な問題に
発展していってしまいます。
面談が終わったとき
その部下は
完全に問題にフォーカスしてしまい
未来のゴールを見失ってしまっている
状態になります。
大切なのは
問題にフォーカスさせること
ではなく
問題が解決した
ゴールにフォーカスさせることです。
「困っていることはないか？」
という質問をするよりも
「これからどうしたいか？」
という未来志向の
質問をする方が
ゴールにフォーカス
させることができるのです。
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