目先の利益|長期的 抽象度 コーチング
2023/11/19
最近、弁護士の仕事について
考える機会がありました。
弁護士とは
できればない方がいい
仕事の一つです。
争いごとがなければ
弁護士は必要ないからです。
しかし、残念ながら
多くの人が法律に詳しくないし
争いごとは絶えません。
だから仕方なく
弁護士という仕事が
必要になってくるのです。
そんな弁護士ですが
中には
不利な情報を隠したり
または嘘をついたりして
損害賠償や慰謝料などを
多く取ろうとする
弁護士がいるそうです。
クライアントのために
やっていることだ。
と言われそうですが
そこから
弁護士報酬をたくさん
得ようとする魂胆は
見え見えです。
そうやって一時的に
多額のお金を手にすることが
よいことだと思い込んでいる
視野の狭い人たちに
見られる特徴です。
嘘をついて騙して
一時的に利益を得たとしても
それが
その人の幸せに
つながるかといえば
決してそうはならないでしょう。
その理由として
わかりやすいところを言えば
そんな弁護士は
必ず評判を落とし
信頼を得ることが難しくなり
長期的に見れば弁護士として
成功することは難しいでしょう。
また、
そう言った訴訟を
繰り返すことで
世の中に
憎しみの連鎖を生み
生きにくい世の中を
作っていってしまいます。
訴訟を解決するのが
本来の仕事ですが
訴訟を作り出す
弁護士になってしまうのです。
マハトマ・ガンディーは
かつて弁護士でしたが
口下手で緊張して
全く訴訟に勝てない
弁護士だったそうです。
しかし
サティヤーグラハ(真理の堅持)
という考え方を得て
とにかく争いごとを
無くす方向へと
持っていくようにしたところ
多くの依頼が来るようになり
弁護士として
大成功したというのです。
その後
非暴力不服従により
インドを独立に導いたのは
多くの人の知るところです。
弁護士という仕事が
目先の利益を得るため
ではなく
世の中を良くするために
あるものだと考えるなら
不利な情報を隠したり
嘘をついたりすることの
愚かさに気づくことが
できるでしょう。
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