問題を作り出す目標|成長 ゴール設定 コーチング
2023/11/17
問題が起きることは
必ずしも悪いことではありません。
むしろ
現状を問題だと
思っていないことが
人の成長を阻害します。
いつもテストで
50点をとっている人が
目標を50点にしていたら
現状には
何の問題も感じません。
何も変わらず
今のままを続ければよい
ということになります。
目標を52点にしたとしても
さほど変化は起きないでしょう。
このぐらいでいいかな?
という程度の
変化しか起きません。
52点の目標で
55点とったなら
ああ、もういいや。
これ以上やらないでいい。
という気持ちになります。
しかし
100点を目標にしたならば
現状は問題だらけになります。
いつもやっていることを
全て否定しないといけなくなります。
「このままではいけない。
何とかしなければ。」
という気持ちになるのです。
そこに創意工夫が生まれ
新しいアイディアが生まれ
どんどん成長するのです。
壁の絵が傾いていたら
玄関の靴がひっくり返っていたら
多くの人が問題を感じ
それをあるべき状態に
戻そうとします。
しかし
いつもいつも
傾いた絵を見て
靴がひっくり返った
玄関を見ていたら
そのことに問題を感じなく
なってしまうのです。
現状を肯定するとは
こういうことなのです。
高い目標を掲げることは
現状を否定し
問題を作り出すことです。
問題が起きるからこそ
人は成長します。
問題を喜んで受け入れ
その解決に向けて
知恵を絞り
体を動かしましょう。
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