思考停止を招く指示｜組織 リーダー コーチング
2023/10/31
トップダウンで
1から10まで
あれこれと細かく指示して
組織を動かすことは
あまり良いことではありません。
それは
指示を受けた人が
思考停止に陥るからです。
あれこれと
細かく指示されることで
何も考えずに
とにかくその指示に従えば良い
と考えてしまうのです。
例えば
赤信号は止まれ
青信号は進んでよい
という指示をされた人は
信号だけが
唯一の判断基準になってしまい
なぜ
赤信号は止まるべきなのか
青信号は進んでよいのか
を考えることをやめるのです。
その結果
全く交通量のないところでも
赤信号だからと
ずっと止まっていたり
青信号を盲信して
左右を全く確認せずに進み
事故に合うといったことが
起きるのです。
大事なのは
なぜ赤信号で止まるべきなのか？
なぜ青信号で進んでよいのか？
という
指示の意味について
しっかりと伝えることです。
その指示の意味が
理解できること。
そして
安全に目的地に着きたい。
という個々のメンバーの
内発的動機とが
マッチしたとき
その指示が
本当に意味をなすのです。
組織のリーダーは
安易な指示を与えることが
メンバーの思考停止を
招くことを肝に銘じるべきです。
どうすれば
メンバーが自発的に
自ら考え、自らの意志で
行動できるかを
考えなければいけません。
思考停止は
組織のパフォーマンスを
著しく下げてしまいます。
一方で
心から納得し
自分の意志で行動できる組織は
想像もしなかったような
素晴らしいパフォーマンスを
発揮することができるのです。
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