認知的不協和の解消|信念 情報 コーチング
2023/09/29
私たちは
自分が信じていることを
証明する情報を探しています。
例えば
自分の好きな有名人が
不祥事を起こしたとき
その人は
その有名人を擁護する情報を
無意識に探します。
〜だからしょうがなかった。
実はそんなに
悪いことではなかった。
という情報を探すのです。
あの有名人が好きだ
という自分の信念に
反する情報を抱えていては
とても居心地が悪く感じます。
=認知的不協和
それを解消するために
その有名人を擁護する情報を
一生懸命探すのです。
一方で
ある有名人が嫌いだったら
その人が
どんなに素晴らしい業績を
挙げたとしても
その人の揚げ足を取るような
情報を探すことになります。
これが
認知的不協和の解消です。
私たちは
真実や事実を求めているつもりでも
実はそうではありません。
自分がすでに信じていることが
正しいと思える情報を
選んで探しているのです。
財布を無くした。
と思い込んでいる人は
目の前のテーブルに
財布があったとしても
それが見えなくなってしまいます。
仕事は辛いものだ
と思い込んでいる人は
仕事中に
楽しいことがあったとしても
それを見ようともしないのです。
部下や同僚、生徒を
批判的に見ている人は
その良いところは見えないのです。
私たちのマインドには
このような
偏りがあることを
自覚することが大切です。
自分には
思い込みがあって
世の中をありのままに
見ることができていない。
という自覚が大切なのです。
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