ただの歯車ではない|組織 会社 コーチング
2023/06/21
会社などの組織では
その人員を管理する
様々な手法が取られています。
いくつかの部署に分けて
役割分担をさせたり
ルールを設けて
それを逸脱しないように
守らせたり
部署ごとに目標を定めて
それを達成するように
進捗管理をしたり
様々な管理手法を駆使して
その組織の目的を
果たそうとしています。
そしてその管理の仕方について
様々な議論がなされ
最適な管理とは何かが
日々追求されています。
そういった
仕組みを整えることは
とても大切なのですが
一方で
決して忘れては
ならないことがあります。
それは
組織の構成員は
その一人一人が
それぞれに人格と意志を持った
人間であり
指示通りに動く
機械ではないということです。
「組織の歯車になる」
などという表現がありますが
その歯車の一つ一つには
意思があるのです。
どんなに優れた
仕組みを整えても
どんなに優れた
指示を与えても
その構成員が
動きたくないと思えば
その組織は動きません。
そこがわかっていない
管理職は
「うるさい、黙って働け」
と言ってしまうのです。
逆に
仕組みが整っていなくても
曖昧な指示しかできなくても
その構成員が
心から動きたいと思えば
その組織は素晴らしく
機能していくのです。
組織を動かすのは
人です。
その人には
人格があり意志があります。
そして
その人の人生で叶えたい
ゴールがあります。
決して
無機質な歯車ではありません。
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