親の言葉かけ|子育て 自己イメージ コーチング
2023/05/21
子どもが親に報告をします。
「テストで100点取ったよ。」
「作品展で金賞を取ったよ。」
「部活の大会で優勝したよ。」
そんな嬉しい報告を
聞いたとき
親はどんな言葉かけを
するでしょうか。
「本当!?すごいね!」
と驚いて褒めるでしょうか?
実はこの言葉かけが
子どもの自己イメージを
作っていることに
気づいてますでしょうか?
「本当!?」
と驚くことで
テストで100点取ることを
親が期待していなかったことが
伝わるのです。
「すごいね。」
と褒めることで
期待以上の成果を上げたと
親が思っていることが
伝わるのです。
本来は
もっと低い点数だと思っていた。
そして
今回は驚くような
高い点数を取ってきた。
100点をとって
褒めるということは
80点くらいが
自分には相応しいのだ。
という
自己イメージを作ることに
なるのです。
褒めることが
逆に
自己イメージを
下げていることになる
ということです。
では
どう言葉かけを
すればいいでしょうか?
「さすが〇〇君だね。」
というのです。
良い成績だったことが
あなたにとって相応しいのだ。
というメッセージを
伝えるようにします。
100点を取って当たり前
金賞を取って当たり前
大会で優勝して当たり前
あなたは
そのぐらいの力のある子だよ。
というメッセージです。
こんな些細な言葉の違いが
自己イメージの
大きな違いを生むのです。
「うちの子
自己肯定感が低いな。」
と思ったら
日頃、その子に
どんな言葉かけをしているか
振り返ってみてください。
子どもは
思い通りには育たないかも
しれませんが
親が育てた通りに
育っていくのです。
※関連記事はこちら