踏ん切る｜生命時間 選択 コーチング
2023/04/12
人間にとって
時間という資源は
極めて重要です。
生まれた瞬間に
寿命という
見えない砂時計が
残り時間を刻み始めます。
地位や名誉やお金がある人でも
平等に生命時間は過ぎていきます。
偶成 朱熹
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草夢
階前の梧葉已に秋声
（訳）
若者はあっという間に年をとってしまい、学問はなかなか完成しにくい。
だから、少しの時間でも軽軽しく過ごしてはならない。
池の堤の若草の上でまどろんだ春の日の夢がまだ覚めないうちに、
階段の前の青桐（あおぎり）の葉には、もう秋風の音が聞かれるように、
月日は速やかに過ぎ去ってしまうものである。
朱熹の漢詩にも
時間の重要性が説かれています。
しかしながら
私たちはその時間を
無駄にしてしまうことが多いです。
もっといい選択肢があるのでは？
と考えて判断を保留してしまったり
別の瑣末なことに
時間を使ってしまったり
負の感情に囚われて
踏み出せなくなってしまったり
様々な理由で
一歩踏み出す機会を
逸してしまい
いつの間にか
それを成し遂げる時間を
失ってしまっているのです。
朱熹の
「一寸の光陰軽んずべからず」
という教えに従うのであれば
「踏ん切る」という
勇気が大切になってきます。
これが最善でないかもしれない。
今は準備が整っていないかもしれない。
でも
踏ん切りをつけて
勇気を持って一歩踏み出すのです。
その場にとどまって
あれこれ考えるより
一歩踏み出してみて
考えてみる方が
良い方法を早く見つけられます。
例えば
3つの選択肢があったら
3つともやってみる。
その中で
一番感触が良かったものを採用する。
ということだってできるのです。
踏ん切る時に
大切なのはゴール設定です。
自分の人生にとって
何が重要なのか
何を成し遂げたいのか
ということが明確になっていれば
素早く判断することができます。
踏ん切りをつけやすいのです。
あれこれ考えて
なかなか踏み出せない人は
偶成を声に出して読んだみましょう。
踏ん切りをつけると心に決めましょう。
そして
人生のゴールを明確にしましょう。
そこから
あなたの人生は変わっていきます。
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