原因思考・目的思考|反応的 主体的 コーチング
2023/02/21
あなたが
「今現在、その状況にあるのは
なぜでしょうか?」
そう聞かれると多くの人は
「過去にこんなことが起きたから。」
というように
過去に何らかの原因があり
その結果として
現在の状態が起きていると
考えてしまいます。
例えば
「なぜ喧嘩になったのか?」
と聞かれて
「あいつが俺を馬鹿にしたからだ。」
と答えるパターンです。
喧嘩になった原因を
自分以外のものに
見出しているのです。
この考え方だと
今の境遇にある自分は
外部の影響を受けて
自分の意思とは関係なく
存在していることになります。
一方で
原因ではなく
目的にフォーカスする
考え方があります。
「なぜ喧嘩になったのか?」
と聞かれたとき
「自分の尊厳を守るために
言い返したのだ。」
と答えるパターンです。
外部からの刺激に反応したのではなく
自分が「尊厳を守る」という
目的を持って行動したのだと
考えているのです。
前者は原因思考
後者は目的思考
と言えます。
原因思考の人は
受け身的で消極的であり
目的思考の人は
主体的で積極的です。
原因思考の人は
過去のことを考え
目的思考の人は
未来のことを考えます。
どちらが
人生をより豊かに過ごせるでしょうか?
自分が
原因思考なのか目的思考なのかを
診断してみてください。
あなたが
「今現在、その状況にあるのは
なぜでしょうか?」
と聞かれて
どんな答えが思いつくかで
どちら寄りなのかが分かります。
外部の影響なのか?
自分が選んだのか?
人生をより豊かに過ごせる
考え方を採用しましょう。
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