自己効力感の意味|エフィカシー エスティーム コーチング
2022/11/10
自己効力感と自己肯定感は
とてもよく似た言葉ですが
明確に違うところがあります。
自己肯定感
セルフ・エスティームは
過去の自分を見て
自分を評価するものです。
今までにこんなことを成し遂げた
だから自分は素晴らしい
という考えです。
しかし
自己効力感
セルフ・エフィカシーは
過去ではなく
未来の自分を信じて
自分を評価するものです。
自分はこれから
こんなことを成し遂げることができる
だから自分は素晴らしい
という考えです。
未来の自分を信じるのですから
その人が
過去にどんなことを
してきたかは関係ありません。
コーチングでは
自己肯定感ではなく
自己効力感を高めることを
重視します。
例えば
偏差値で志望大学を決める
というのは
過去の自分によって
未来を決めています。
これは
コーチングでは
してはならないことです。
大切なのは
これまで何をしてきたか
ではなく
これから何をするか
なのです。
それを逆向きに
してしまっているのが
今の教育システムです。
過去をもとに未来を決めることは
既得権益を守り
社会の分断を
助長することになります。
富めるものはさらに富み
貧しいものは
さらに貧しくなるのです。
自己効力感を大切にするのは
この世の中を
もっと素晴らしいものに
変えていくためなのです。
過去に関係なく
未来は自由に決められる
その考えが広まることが
コーチングの存在意義なのです。
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