抽象度を高める教育|ゴール 貢献 コーチング
2022/10/31
先日、
令和4年度
やまぐち地域連携教育の集いに
深川中学校学校運営協議会委員として
参加してきました。
その中で
防府商工高校の発表があり
2人の生徒さんが
「地域に対して貢献する」
という切り口で
高校生として
自分がやってきたことを
発表されました。
防府商工高校の先生は
「生徒には
自己実現も大切だけど
もっと視野を大きくして
自分を含めたまちの未来に
責任を持てる人間に
なって欲しいいと伝えています。」
と話されました。
貢献とは言っても
もちろんそれは
自己犠牲の考え方ではなく
まちが良くなることで
自分の生活も良くなるという
自分を中心とした
同心円を描くその範囲を
もっと広げていこう
という考え方です。
自分が幸せ
だけでなく
自分の家族
そして
まちの人みんなが
幸せになるにはどうすればいいか?
そんなことを
真剣に考えている
先生と生徒さんの発表に
心を打たれました。
自分の責任の範囲を
どれだけ広げることができるか?
それが
その人の思考の抽象度となります。
空間的な広がりと
時間的な広がりの
両方について
それだけ遠くまで見ることが
できるかどうか?
その範囲を広げることこそが
教育の責務です。
そういう意味で
防府商工高校は
素晴らしい教育を
されていると感じました。
少なくとも
その2人の生徒さんは
高い抽象度で考えることを学び
実践してきたことによって
幸せに生きることができる
可能性がとても高いでしょう。
大人も負けてはいられません!
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