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恐怖を言語化する|感情 メタ認知 コーチング

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恐怖を言語化する|感情 メタ認知 コーチング

恐怖を言語化する|感情 メタ認知 コーチング

2022/09/14

先日あるお母さんから
不安が強いお子さんの
お話を聞きました。

ちょっとしたことに
不安を感じたり
「怖い」と言ったりする子どもに

どう対応すればいいのだろうかと
困っておられました。

私は2つのポイントを
お話ししました。

1つは
「怖い」という気持ちを
しっかり受け止めて
あげてください。
ということです。

よくあるのが
子どもが「怖い」と
言っているのに
「怖くないよ。」
「大丈夫だよ。」
と言ってしまうことです。

これは
「怖い」と感じている
子どもの気持ちを
無視してしまうことに
なります。

一緒になって怖がることは
ないのですが
少なくとも

「怖い」と思っているんだね。
わかるよ。

その子の気持ちを
受け止めてあげることです。

そしてもう1つは
その「怖い」の中身を
言葉にするのを促すことです。

子どもの年齢にもよるのですが
何が怖いのかを
できるだけ
言葉にして伝えてもらうのです。

例えば
「学校に行くのが怖い。」
というのならば。

「そうなの。怖いんだね。」
「じゃあ、学校の何が怖いの?」
と聞くのです。

「先生が怒るのが怖い。」
とか
「友達が意地悪するのが怖い。」
とかいう答えが
返ってくるでしょう。

「先生はどんな時に怒るの?」
「どんなふうに怒るの?」
などと
どんどん言葉にさせるのです。

そうすることで
学校が怖い→先生が怖い→忘れ物をした時に叱られるのが怖い
というふうに
恐怖の中身が明確になってきます。

明確になれば
その恐怖を回避する方法も
自ずとわかってくるのです。

「なんとなく怖い」
という状態から
「これが怖い」
という状態になっていくことで

子どもの心も
だんだんと落ち着いてくるのです。

恐怖を言語化する。

ぜひ試してみてください。
 

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