神は細部に宿り給う|一流 気配り コーチング
2022/09/05
教師時代に
先輩から聞いた言葉
「神は細部に宿り給う」
私の大好きな言葉の一つです。
一流の人間は
実に細かいことにまで
しっかりと気を配っているものだ。
ということです。
例えば
一流の教師は
ぺたぺた音のするスリッパを履いて
授業をすることはない。
と言われていました。
教師の足音が気になって
授業に集中できない子が
出てくることのないように
バレーシューズのような
運動靴を履くべきだというのです。
それに
いつ何時、地震や火災などの
災害が起きて
子どもたちを避難させる
ということになるかもしれない。
そんな危機管理の
意味もあります。
その先輩の言う通り
全国の小学校から
講師として呼ばれて
その学校で授業をする
いわゆる「飛び込み授業」を
するような有名な教師は
必ず授業用の上履きを
持参していました。
授業が上手いのは
もちろんですが
一流の教師は
そんな細かいことにまで
気を遣っている
ということなのです。
私も
そんな一流の教師に憧れて
必死に学んでいたので
授業中には必ず
運動靴を履いていましたし
朝、コーヒーを飲む
という習慣もやめました。
コーヒーの匂いが
苦手な子どももいる
ということを聞いたからです。
「そんな細かいこと
どうでもいいじゃないか。」
という人は
それはそれでいいと思います。
しかし
本当にすごい人は
そんな細かいことにまで
気を配れるような
本気で生きている人
ではないかと思うのです。
「神は細部に宿り給う」
これからも
大切にしていきたい言葉です。
※関連記事はこちら