本当に敵をやっつける方法｜価値観　正義　コーチング

映画やテレビドラマで
敵をやっつけるシーンが
よく出てきます。

悪役は憎たらしく描かれ
見ている人をイライラさせます。
「あんなひどいやつ
　やっつけてしまえ。」
という視聴者の
怒りの感情を引き出します。

そして
正義の味方が
その敵をやっつけるシーンを
見せることで
視聴者を気持ち良くさせます。

悪者がやっつけられて
スッキリした
気持ちにさせるのです。

そうやって
敵をやっつけるシーンを
何度も見せることで
敵をやっつけることは
正義なのだという
価値観を植え付けています。

正義のためなら
暴力も仕方がない
という価値観です。

私たちは
そうやって
テレビや映画が作ってきた
敵を作り
その敵をやっつける。
という価値観から
抜け出す必要があります。

本当に敵を
やっつけるというのは
その敵と
Win-Winの関係になることです。

合気道の達人と言われた
塩田剛三は
こう言っています。

「合気道で一番強い技
　それは、
　自分を殺しにきた人と
　友達になること」

本当に強い人は
敵を味方にする力のある人
なのです。

暴力で相手を
屈服させることしか
できない人は
まだまだ自分を磨き足りない
というところでしょうか。

刷り込まれた価値観の
その外側を考えること。
大切にしたいものです。
 

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