抽象度を上げるために｜利他的 ゴール コーチング
2022/07/24
日本のために
世界のために
といった
広い範囲で考えることが
苦手な人がいます。
抽象度が低い人です。
「そんなこと言われても
ピンとこない」
「どうもイメージできない」
という
反応なのです。
こう言った人は
狭い範囲の具体的なこと
短期的な目先のこと
にしか
考えが及ばないので
自分勝手で
利己的な判断を
してしまいがちです。
ではどうすれば
抽象度を上げることが
できるのでしょうか？
最も単純な解決方法は
知識を得ることです。
例えば
柴犬という種類について
いくら詳しく知っていても
その上の抽象度である
犬という概念を
正しく理解することは
難しいでしょう。
柴犬以外にも
ブルドッグ
プードル
秋田犬
チワワ
ドーベルマン
パグ
などなど
さまざまな種類の知識を
得ることで
ようやく犬という
概念がなんとなく
わかってくるのです。
さらにその上の
哺乳類
↓
脊椎動物
↓
動物
と抽象度を上げていく時にも
それぞれ
その概念の枠組みに入る
具体的なものの知識を
得ることが必要なのです。
つまり
柴犬しか知らない人は
犬も
哺乳類も
脊椎動物も
動物も
理解できないのです。
理解するためには
ありとあらゆる
動物の知識を得ることが
大切になってきます。
日本のために
という言葉に
ピンとこない人は
日本というもの
どんなところなのか
という知識を
大量に入れていく必要が
あるのです。
山口県に住んでいる人は
広島県のことも
愛知県のことも
東京都のことも
北海道のことも
知らなければいけないし
教師をやっている人は
弁護士のことも
溶接工のことも
パイロットのことも
農家のことも
知らなければいけません
中年の人は
幼児のことも
学生のことも
若者のことも
お年寄りのことも
知らなければいけないのです。
そうやって
たくさんの知識を得ることで
ようやく日本という
概念がぼんやりと
わかってくるのです。
では
どうやって知識を
得ればよいのでしょうか？
まずは
本を読むことです。
それが
知識を得るために
最も安価で効率が良い方法です。
本を読めば
世界が広がり
抽象度を高めることができます。
自分の経験の外側の
世界を見ることが
できるのです。
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