ステレオタイプ｜差別　偏見　コーチング

「ステレオタイプで
　人を判断するのは差別である。」

SNSを見ていて
こんな言葉に出会いました。

確かにそうだな
差別だなと思いました。

ステレオタイプとは
多くの人に浸透している
固定観念や思い込みのことで

国籍、宗教、性別など
特定の属性を持つ人に対する
単純化されたイメージです。

例えば
アメリカの人は自己主張が強い
女の人は気配りができる
大阪の人は面白い
B型の人は自己中心的だ
など

目の前の人の
特定の属性に着目して
この人はこうだと
決めつけてしまうのです。

単純化されていて
わかりやすいという
ポジティブな面も
あるのですが

しかし
目の前の人を
色眼鏡で見てしまったり
真偽を確かめることなく
思考停止に陥ってしまったり
といった
ネガティブな側面があるのです。

何より
人を個人として尊重することなく
属性で判断してしまっています。

ステレオタイプで
判断するということは
個人を軽視している
見方なのです。

コーチングにおいて
ステレオタイプ的な見方は
厳に慎むべき態度です。

先入観や常識を
取り払って
その人自身の本当の姿を
認めることが
コーチングで
最も重要な態度なのです。

「この人はこうだ」
と軽々しく言わない。
「本当にそうだろうか。」
と慎重に考える。

分かったつもりが
差別や偏見を
作り出してしまうのです。

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