信念通りの人間になる｜子ども 勉強 モチベーション
2022/06/21
算数が苦手だと
思っている子は
教科書を開きません。
勉強をして
算数が苦手だという信念が
覆されたら困るのです。
どんどん
算数が苦手な自分を
強化する方向に
進んでいくのです。
そんな子に
「勉強しなさい。さもないと・・・」
といろんな手を使って
脅して勉強をさせても
その子は
自分がいかにできないかを
アピールするだけです。
「あなたは算数が苦手なんだから
しっかり勉強しなさい。」
という言葉かけは最悪です。
ブレーキを踏んだ状態で
アクセルを踏ませているのです。
大事なのは
がむしゃらな勉強ではなく
それを支える心なのです。
算数が苦手だ
という信念を
算数が得意だ
という信念に
書き換えることができれば
今度は
その信念を強化するために
行動するのです。
算数が得意な自分なら
これぐらいできて
当たり前だ。
と言って
誰にも言われなくても
教科書を開くのです。
私が担任していた子が
算数のテストで
10点、20点だった子が
100点をとったという
経験があります。
内緒で答えを教えて
丸をつけました。
赤鉛筆で薄く答えを書いて
それをなぞってきたら
大きな丸をつけました。
多くの教師が
そんなことしても
意味がないということを
やり続けました。
「◯◯くん、
算数得意になったよね。」
と言い続けました。
勉強をさせる前に
算数が苦手だ
という信念を
書き換えたのです。
人は
信念の通りの人間になります。
自分のことを
どう思っているかが
その人の人生の全てなのです。
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