他者意識|親子 人間関係 コーチング
2022/06/15
親子の関係が一番難しい。
そんな話を
あちらこちらで聞きます。
他人ならば
適度な距離を
保つこともできるし諦めもつく
でも
親子となると
どうしてもこじれてしまう。
というのです。
私は
親子だからこそ
「他者意識」を
大切にしなければならない
と考えています。
他者意識とは
自分と相手は違う人格を
持った人間である
という意識です。
価値観や好みが違い
考え方も違う
違う人間だという
感覚を持つことです。
それは当たり前だ
と思う人もいるでしょうが
親子の間柄になると
それが抜け落ちてしまうのです。
そして
私の子どもだという意識が
強くなってしまい
あたかも
子どもが自分の所有物であるとか
自分の分身のようなものである
という感覚になってしまうのです。
そうして
他人ならば許せるような
価値観や考え方の違いが
どうしても許せなくなり
相手を批判したり
激しく罵り合ったり
する関係になってしまうのです。
血の繋がった親子さえ
全く別の人格を持った
人間であるという
当たり前のことを
もう一度思い出す必要があります。
どうして親子のなのに
分かり合えないのか?
ではなく
親子だからこそ
分かり合えない部分がある
という
意識を持って接することが
大切なのです。
たとえ親子であっても
他者意識を持ちましょう。
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