デジタル時代の子育て|常識 自由 コーチング
2022/06/06
夕食中に
中学3年生の息子が
ソクラテス、カント、孔子の
思想について話し出しました。
そんなことに
興味を持っていることに
少し驚きました。
そして
「どうしてそんなことを
知っているのか?」
と聞くと
「YouTubeで見た。」
というのです。
息子には
iPadを持たせて
家のWi-Fiで自由に使わせています。
特に時間の制限も設けず
好きなときに好きなだけ
使っていいと言っています。
主にはYouTubeで
ゲームの実況動画などを
見ているようなのですが
自分の興味関心の
赴くままに
さまざまなことを
学んでいるのだなと
わかりました。
息子の世代は
まさに
デジタルネイティブ世代です。
生まれた時から
スマホが生活の中に
あった世代には
私たちアナログ世代の常識を
当てはめることは
少し慎重になった方が
よいと思っています。
勉強は紙と鉛筆でするものだ。
という常識を
彼らに押し付けて
スマホやiPadの使用を
禁止したり
制限したり
することは
かえって
学びの可能性を
狭めてしまっている
のかもしれません。
もちろん
アナログには
アナログの良さがありますが
そればかりを
強調して
デジタルの良さを
否定するのは
短絡的だと思っています。
私たちが子どもの頃は
わからないことがあれば
「辞書で調べなさい」
と言われていましたが
今は
「GoogleやYouTubeで調べなさい」
という時代になっているのです。
アナログ世代の親が
デジタル世代に生きる
子どもたちを育てるとき
今までの常識を
少し見直す必要が
あるのではないでしょうか。
※関連記事はこちら
「親の心理」