負の連鎖を断ち切る｜子育て 家庭教育 コーチング
2022/05/27
子どもに言い聞かせるときに
ついこんな言い方していませんか？
「〜しないと・・・するぞ。」
と。
例えば
「早く寝ないとお化けが来るよ。」
「お行儀よくしてないと置いて帰るよ。」
などなど。
幼児のような小さな子どもには
きちんとした理由を言い聞かせても
理解できないと思って
そういう脅しのような言い方を
してしまうというのも
理解できなくはありません。
しかし
そうやって
脅しや恐怖で子どもを躾けることに
慣れてしまった親は
それを多用するように
なってしまいます。
「宿題しないと先生に叱られるよ。」
「勉強しないとろくな大人になれないよ。」
「ゲームをやめないと目が悪くなるよ。」
親からのコミュニケーションが
常に脅しである子どもは
そうやって脅しで
人を動かすということを
学習していきます。
友達に対しても
「〜しないと・・・するぞ。」
というコミュニケーションを
取るようになるのです。
そして
その子が大人になって
自分の子どもを躾けるときにも
同じように言うのです。
そうやって
脅しと恐怖で
人を動かす負の連鎖が
続いていきます。
子どもに対して
どんな言葉かけをするのかは
その子の一生はもちろん
その子の子どもや孫までにも
影響を与えることになるのです。
恐怖や脅しで
操作するのではなく
夢や希望によって
その人自らの望みを叶えていく。
そんな
コミュニケーションに
変えていきませんか？
「〜しないと・・・するぞ。」
ではなく
「〜したらいいと思わない？」
という提案をしていくのです。
負の連鎖を断ち切るのは
ほんの少しの気づきと
それを変えていく勇気です。
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