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カウンセリングとの違い|コーチング 認知的不協和 不安

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カウンセリングとの違い|コーチング 認知的不協和 不安

カウンセリングとの違い|コーチング 認知的不協和 不安

2022/05/09


コーチングセッションの様子は
カウンセリングのそれと
似ています。

コーチとクライアントが
1体1で話をしている
様子を見れば
側から見て
カウンセリングをしているのかな?
と思えることでしょう。

私自身も
コーチの仕事を
人に伝えるとき

「カウンセリングを
 イメージしてもらったら
 わかりやすいと思います。」
と話すことがあります。

しかし、
その中身は
カウンセリングとは
全く違います。

カウンセリングは
不安な状態になっている
クライアントを
安心させるようにします。

不安を解消し
現状を肯定するのです。

コーチングセッションで
やっていることは
その逆です。

現状に満足している
クライアントに
不安を引き起こすのです。

今のままではダメだ
もっとこうなりたい。
という思いを引き出すのです。

心理学用語で言えば
認知的不協和を
引き起こすことになります。

壁にかかってる絵が
斜めになっていることに
気づけば
誰もがそれを
まっすぐに戻したいと
思うでしょう。

本来はまっすぐの状態で
あるべきものが
斜めになっている。

これが認知的不協和です。

人は認知的不協和を
解消するために
ものすごいエネルギーを
発揮するのです。

今まで気づかなかった
壁の絵が斜めである
という事実を
クライアントに突きつける。

これが
コーチの仕事です。

斜めの絵をまっすぐに
直したくて
直したくて
しょうがない。

そういう思いを
掻き立てるのが
コーチの仕事です。

そういった意味では
コーチングと
カウンセリングは
真逆のことを
やっているとも
言えるのです。
 

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「認知的不協和」

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