褒め言葉を素直に受け取る|自己イメージ 謙虚 卑下
2022/04/16
「すごいですね。」
と褒められたとき
あなたはどういう反応を
するでしょうか?
「いえいえ
そんなことありませんよ。」
「まだまだです。」
そう言って
相手の言葉を
否定するのでは
ないでしょうか?
謙虚を美徳とする
日本の文化の中で
育ってきた私たちは
人から褒められたとき
ごく自然に
「いえいえ
そんなことありませんよ。」
「まだまだです。」
と言った言葉が
出てくるのです。
それを聞いた
相手は
「謙虚な人だな。」
とよい印象を持つかも
しれません。
しかし、
それを聞いた
自分の脳は
どう反応するでしょうか?
「そうか、
自分はすごい人間じゃないのか。」
「まだまだなのだな。」
という自己イメージを
作り出すのです。
そして
その自己イメージ通りの
人間になろうとします。
「まだ素晴らしい
パフォーマンスを発揮できない。」
「まだ大きな仕事はできない。」
「まだ十分なスキルが身に付いていない。」
そんな人間に
なろうとするのです。
褒め言葉を
否定するたびに
自分の脳に
低い自己イメージを
刷り込んでしまっているのです。
そうしないためにも
褒め言葉を
素直に受け取る習慣を
身につけましょう。
「すごいですね。」
と言われたら
「ありがとうございます。」
と
その言葉を受け入れるのです。
そして
謙虚さを印象付けたいのなら
「みなさんのおかげです。」
と付け加えればいいのです。
あなたの脳は
どんな反応をするでしょうか。
「ああ、
自分はすごい人間なのだ。」
「素晴らしいパフォーマンスを
発揮できる人間なのだ。」
という自己イメージを作り
それを実現するのです。
自分の発する言葉は
常に自分の脳が
聞いています。
その脳に
どんな言葉を聞かせるかは
最も最優先に
考えなければなりません。
あなたの言葉が
あなたの人格を
作っていくのです。
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