ゴールのアップデート|ゴール設定 抽象度 目標
2022/03/17
コーチングセッションでは
その人にあった
抽象度のゴールを
設定していきます。
例えば
食べ物が満足に
食べられなくて
いつもお腹を空かせている人が
世界平和という
ゴール設定をするのは
なかなか難しいことです。
まずは
お腹いっぱい食べたい
という欲求が
満たされることが
必要でしょう。
しかし
自分だけがお腹いっぱいになる
というゴールは
あまりにも抽象度が低いと
言わざるを得ません。
その人がお腹いっぱいになれば
その隣の人にも
お腹いっぱいになって欲しい
という願いが湧いてくるでしょう。
そこで
少し抽象度が上がってくるのです。
隣の人がお腹いっぱいになれば
その地域の人みんなが
お腹いっぱいになって欲しい
という願いが湧いてきます。
そうやって
次第に抽象度を上げた
ゴール設定が
できるようになってきます。
これは
少し極端な例かもしれませんが
私たちは
その境遇に応じて
自分の抽象度に見合った
ゴールを持つのです。
コーチングセッションは
一度設定したゴールを
ずっと変更しないわけではありません。
クライアントは
セッションの過程で
どんどん抽象度を上げていきます。
それに伴って
見えている世界が
どんどん広がってくるのです。
そして
その抽象度に合わせて
ゴールをアップデート
していくのです。
ゴールを変えてはいけない。
という思い込みが
その人の見える範囲を
固定してしまっています。
ゴールは常にアップデートしていく。
これが
正しいゴール設定の仕方なのです。
※関連記事はこちら
「ゴールの抽象度」