正直に生きること|美徳 日本人 マインド
2022/03/01
日本人は昔から
嘘をつくことを
よしとしませんでした。
正直であることが
美徳であるとされています。
また、
「誰も見ていなくても
お天道様が見ている」
といって
自らの行いを
自ら律するということを
やってきました。
これを
コーチング的に
解説してみます。
お天道様が見ている
といいますが
これは結局は
誰が知らなくても
それをした
自分は知っている
ということなのです。
お天道様が
見ていて
その人を罰するかどうかは
わかりませんが
確実に言えることは
嘘をついた自分自身が
それを見ているのです。
嘘をつくと
その人のマインドが
どう反応するかというと
自分は
嘘をつかなければならないほど
価値の低い人間なのだ。
という
自己イメージの低下が
起きるのです。
自己イメージが下がり
自信を失っていき
劣等感を抱くようになります。
真っ直ぐに人の目を
見ることができなくなったり
胸を張って歩くことが
できなくなったりします。
正直に生きる人を妬み
自己イメージを
保とうとして
人を攻撃したりします。
嘘をつくという行為が
自分自身を傷つけ
不幸への道を
進んでしまうのです。
きっと
そんな詳しい
マインドの仕組みを
知らなくても
なんとなく経験則で
知っていた日本人は
「誰も見ていなくても
お天道様が見ている」
という表現で
生活の知恵として
いい伝えてきたのでしょう。
嘘をつかない
自分に正直に生きる。
幸せに生きるために
とても大切なことですね。
※関連記事はこちら
「自己イメージの作られ方」