子どもの成績を見たとき|家庭教育 言葉かけ 自己イメージ
2022/02/20
子どもに育てるとき
どんな言葉かけを
するのかはとても大切です。
例えば
子どもがテストで
90点をとった時を
どんな言葉かけを
するでしょうか?
ある親は
「90点もとったなんてすごいね。」
というかもしれません。
しかしある親は
「90点しか取れなかったの?
もっとがんばりなさい。」
と言うでしょう。
どちらがよりよい
言葉かけなのでしょうか?
私は
どちらもあまりよくない。
と思います。
なぜなら
子どもの現状の自己イメージを
無視してしまっているからです。
親は
子どもの自己イメージを
アップさせることを
考えるべきなのです。
だとしたら
子どもの自己イメージが
どのレベルなのかを
知る必要があります。
私なら
90点の点数を見て
「この点数、自分でどう思う?」
と聞きます。
「すごく嬉しい。」
と言うのなら
「よくがんばったね。
きっと次も90点取れるよ。」
と声かけをするといいでしょう。
「普通かな。」
と言うのなら
「次はどのくらいを目指したいの?
あなたならできるよ。」
と声かけをします。
「全然ダメ。」
と言うのなら
「あなたらしくないね。
次はきっと大丈夫だよ。」
と声かけをします。
90点という点数を
子どもがどう思っているのか
これをしっかりと把握することが
大切です。
高い自己イメージを持っている子に
「90点がすごいね。」
と言うと
「ああ、自分はこのくらいでいいのか。」
と思って
自己イメージを下げてしまうかも
しれません。
低い自己イメージを持っている子に
「90点?もっとがんばりなさい。」
と言うと
「あんなにがんばったのに
認めてもらえなかった。」
と思って
やる気を失ってしまう
かもしれないのです。
まずは
「自分ではどう思う?」
と聞くことで
自己評価を確認してあげましょう。
その後で
それを認めたり励ましたり
するとよいのです。
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