教育で一番大切なこと｜成長 コーチング 自己効力感
2022/01/16
15年の教師生活の中で
教育で一番大切なものは何か？
ということを
考えてきたように思います。
教育の世界には
さまざまな教育論があり
教える内容も教え方も
さまざまです。
学習者の自発性に
任せるべきだという一方で
教育者が計画的に
準備するべきだという人もいます。
規律が大事だという一方で
自由が大事だという人もいます。
読み書き計算が大切という一方で
人を思いやる心が
大切だという人もいます。
時代や地域や
学習者の状況により
事情はそれぞれに異なります。
そんな違いを乗り越えて
どんな場合でも
必ず大切なことは何なのか
それを
ずっと考えてきたのです。
それは何なのか？
私はこう考えます。
それは
学習者に
「自分はできる」という
未来への希望を持ってもらうこと。
心理学用語で言えば
自己効力感（self-efficacy）です。
残念ながら
今の日本の教育システムでは
この自己効力感を
十分に高めることができていません。
教師をしながら
このことにずっと違和感を
感じてきました。
それに答えを出してくれたのが
コーチングだったのです。
コーチングとは
クライアントのefficacyを
高めること。
まさに
私が考えていた
教育で一番大切なことを
実行することが
コーチングだったのです。
何を差し置いても
これさえできていれば
あとは何とかなるというもの
ボーリングでいう
センターピンに当たるもの
それが
efficacyを高める
ということなのです。
「私ならできる」
と思って
学校を卒業していくのが
理想の姿ですが
残念ながら
「私なんてダメだ」
と思わせてしまっている
現状があります。
そんな学校を卒業し
いろんなことをあきらめ
死んだような顔で
通勤している
大人たちが街に溢れています。
それを変えていくのが
コーチングなのです。
教育センターピンは
ここにある。
そう思いながら
今日もコーチングを
広める活動を続けていきます。
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