客観的に見ること|相対的 抽象度 広い視野
2022/01/10
私たちは
日本という国の中で
民主主義や資本主義に基づく
社会システムの上に
生活をしています。
今、日本に生きる
大半の人たちは
生まれた時から
この社会システムのもとで
暮らしています。
そして
民主主義のよさを
当たり前のように
享受して暮らしているのです。
ですから私たちは
民主主義こそが
最も優れた社会システムである
と思ってしまいがちです。
しかし本当に
そうなのでしょうか?
共和制
帝国主義
絶対王政
共産主義
一党独裁制
など
歴史上
さまざまな社会システムが
これまで作られてきました。
例えば
共産主義の国の人たちから見れば
現在の日本の社会システムが
生きにくい社会に
見えるかもしれません。
100年後、200年後に
日本で新しい社会システムが
採用されているとしたら
その未来の人たちから見れば
現在の社会システムが
実に時代遅れで
未成熟な仕組みに
見えるかもしれません。
今のこの日本の社会が
絶対だと思わないことです。
時間的空間的に
広い視野から見ることで
今の日本の姿を
相対的に捉えることが
大切です。
そうすることで
違うものへの理解や寛容
そして
新しいものへの興味が
湧いてくるのです。
この世の中は多様であり
そして
常に変化し続けています。
そんな世の中を
よりよく生きていくために
今、ここを
相対的に捉えることが
必要なのです。