タバコをやめたい？｜目標設定　ゴール　映像

昨日
山口県倫理法人会後継者倫理塾で
「マインドの仕組み」と題して
お話をさせていただきました。

自転車の練習をしている
小さな子どもに
母親が
「そこに石があるよ。
　気をつけてね。」
と声をかけることで

本来は望まないものなのに
そこに意識を集中させていまい
石に向かって
進んでいってしまう。

望まないものを
避けようとするのではなく
望むものに意識を集中させる
望むものをゴールにする
というお話をさせていただきました。

その講話が終わった後で
塾生の方に
こんな質問をされました。

「あのー。
　タバコをやめたい人は
　どんなゴール設定を
　したらいいのですか？」

タバコをやめる
と心に決めることで
意識はタバコに
集中してしまいます。

やめたいのに
頭の中はタバコの映像で
いっぱいになってしまうのです。

私はこんな風に答えました。

「タバコをやめた先にある
　望むものをゴールにするといいですよ。
　例えば
　肺の機能が高まり
　ランニングがしっかり
　できるようになるとか
　健康な体で
　やりたいことに挑戦できるとか。」

目の前に課題があると
どうしてもその課題に
フォーカスしてしまいがちです。

ゴールを達成するために
フォーカスするのは
課題ではなく
その課題を超えた先にある
望む状態なのです。

正しいゴール設定とは
タバコをやめる
ではなく
今よりも健康な体になる
ということなのです。

〜をやめる
〜しない
という否定語は
脳は意識することができません。

ピンクのうさぎを思い浮かべないでください。

と言われると
心の中に思い浮かぶのは
ピンクのうさぎなのです。

ゴール設定の仕方によって
その成果は180度変わってきます。

正しいゴール設定の仕方を
学んでください。

それが
自分のパフォーマンスをあげる
キーポイントなのです。